- 自動車保険の見直しを検討している人
- 支出の見直しを行っている人
- 自動車保険を安くしたいと思っている人
なぜ自動車保険の見直しをするのか
家計負担を軽減するためには、まずは支出の見直しが必要です。
支出の見直しは固定費からが原則です。
6大固定費というものがあり、
- 通信費
- 光熱費
- 保険
- 家
- 車
- 税金
以上が該当します。
車(自動車保険)は手続きができる時期が限られていますが、簡単にかつ支出を大幅に抑えることができます。
ひまパパ家の家計見直し方針は、「大きい支出で簡単にかつ影響が大きいところから行う」です。
【大公開】自動車保険 見直し前
今までは、代理店型の自動車保険を契約していました。
代理店型自動車保険は、保険内容を担当者と相談しながら決めることができますが、保険料が高くなります。
保険内容詳細(代理店型自動車保険)
契約会社はディーラー経由、保険内容はディーラーの担当者と相談して決めました。
契約会社 | 日産カーライフ保険プラン 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 |
保険期間 | 令和元年9月から令和4年9月まで 3年間(保険始期時年齢 31歳) |
車名・型式 | エクストレイル・NT32 |
使用目的 | 通勤・通学使用 |
料率クラス | 車両5 対人4 対物4 傷害4 |
免許証の色 | ゴールド |
区分 | 個人 |
限定運転者 | 記名保険者およびその配偶者 |
運転者年齢条件 | 26歳以上補償 |
等級 | 14等級 事故有期間 0年 |
適用料率 | 運転者限定割引(本人・配偶者) ゴールド免許割引 新車割引 |
保険料 | 1年目:70,940円 2年目:67,970円 3年目:66,130円 |
【保険内容詳細(続き)】
契約条件 | |||
相手への賠償 | 対人賠償 | 保険金額 | 無制限 |
対物賠償 | 保険金額 自己負担額 特約 | 無制限 自己負担額 なし 対物全損時修理差額費用 | |
自身の補償 | 人身傷害 | 補償範囲 保険金額 特約 | 契約自動車搭乗中のみ補償 3,000万円 入通院定額給付金 対象外 |
無保険車傷害 | 保険金額 | 無制限 | |
車の補償 | 車両 | 補償範囲 保険金額 自己負担額 | 車対車+限定危険 1年目:300万, 2年目:240万, 3年目:195万 5万〜10万円 |
ロードアシスタンス 代車費用 | ロードアシスタンス特約 代車等諸費用特約(30日型) 代車日額: 5,000円(支払限度日数は30日) | ||
その他特約 | 弁護士費用(自動車) | ||
割増・割引 | ゴールド免許割引 新車割引 |
代理店型自動車保険がおすすめな人
代理店型自動車保険の保険料は高いです。
一方で、担当者と対面で保険内容を伺いながら、詳細に決めることができます。
このことから、以下の人が代理店型自動車保険には向いています。
- 自動車保険について全くわからない人
- 保険内容について自分で調べたり、手続きを自分で行うのが面倒な人
- 経済的に余裕がある人
- 保険内容を担当の方と対面で決めたい人
【大公開】自動車保険 見直し後
見直し後は、ダイレクト型(ネット型)の自動車保険で契約しました。
ダイレクト型自動車保険は、代理店型自動車保険と異なり、保険内容等を基本、自分自身で決めることになる一方、保険料が安くなります。
保険内容詳細(ダイレクト型自動車保険)
保険内容は以前の保険内容を参考にして決めました。
契約会社 | セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険) |
保険期間 | 令和4年9月から令和5年9月まで 1年間(保険始期時年齢 34歳) |
車名・型式 | エクストレイル・NT32 |
使用目的 | 通勤・通学使用 |
料率クラス | 対人10 対物7 傷害7 車両9 |
免許証の色 | ゴールド |
区分 | 個人 |
限定運転者 | 運転者限定特約(本人補償型)のみ(記名被保険者限定) |
運転者年齢条件 | 30歳以上補償 |
等級 | 17等級 事故有期間 0年 |
適用料率 | 運転者限定割引(本人) ゴールド免許割引 新車割引、 インターネット割引、早割50日 |
前年走行距離 | 5,000km〜10,000km |
保険料 | 26,430円 |
【保険内容詳細(続き)】
契約条件 | |||
相手への賠償 | 対人賠償 | 保険金額 | 無制限 |
| 対物賠償 | 保険金額 自己負担額 特約 | 無制限 自己負担額 なし 対物全損時修理差額費用 |
被害者救済費用特約 | 保険金額 | 無制限 | |
自身の補償 | 人身傷害 | 補償範囲 保険金額 特約 | 契約自動車搭乗中のみ補償 3,000万円 なし |
| 無保険車傷害 | 保険金額 | 無制限 |
車の補償 | 車両 | 補償範囲 保険金額 自己負担額 | なし |
| | ロードアシスタンス | ロードアシスタンス特約 |
その他特約 | | | 弁護士費用特約(自動車) 個人賠償責任特約 他車運転特約 被害者救済費用特約 ALSOK事故現場安心サポート |
割増・割引 | | | ゴールド免許割引 新車割引 インターネット割引 早割50日 |
大きく変更したところを太字・青マーカーで塗っています。
「おとなの自動車保険」にした理由は、「保険料」と追加したい「特約」が適合していたからです。
ダイレクト型自動車保険がおすすめな人
ダイレクト店型自動車保険の保険料は安いです。
理由は、「担当者」がおらず、基本的には自分自身で保険内容を決めるからです。
もちろん、不明な点は電話やチャットで問い合わせが可能です。
このことから、以下の人がダイレクト型自動車保険には向いています。
- 自動車保険についてある程度知っている人
- 保険内容について自分で調べたり、手続きを行うのが嫌ではない人
- 問い合わせを電話やチャットで行うことに対して面倒と感じない人
- 少しでも経済的負担を軽減したい人
自動車保険見直しによる保険料差額
ダイレクト型と代理店型の自動車保険料の差額は
年額 44,510円
月額換算では、
月額 3,541円
簡単な手続きで大幅な支出の見直しになります。
自動車保険を見直すポイント
1 ダイレクト型自動車保険を利用
代理店型自動車保険は対面で担当の方と話ができるのはよいところです。
一方、ダイレクト型は問い合わせを含め、電話やチャットが基本になります。
一つ、お尋ねします。
「担当の方と1年間に何回会って、自動車保険について話してますか?」
おそらく、0回の人が多いと思います。
自動車事故が起こったときは、誰しもが「早く保険会社と連絡したい」になると思います。
事故時の連絡のとりやすさはダイレクト型も代理店型も変わりません。
少しでも安いダイレクト型自動車保険を利用することをおすすめします。
2 車両保険は不要
自動車保険の保険料が高い理由のひとつ、それが「車両保険」です。
車両保険を外すだけで保険料が大幅に変わります。
車両保険は不要です。外しましょう。
車両保険が不要な理由
車両保険は、事故で自分の車が壊れたときの修理代がでるという保険です。
車両保険は、事故にあったときの補償としては、必要かもしれません。
しかし、保険適用すると、等級が下がります(=次回の保険料が高くなります)。
そのため、次回の更新時は今より高い保険料を支払うことになります。
つまり、車両保険は後払いの保険になります。
自損事故で大破することは滅多にありません。大破する場合は、相手がいることが多いので、相手の保険を使いましょう。
3 年齢・運転者限定をつける
自動車保険を見直す際には、今の自動車を誰がどのくらい運転しているかを確認する必要があります。
大抵はじめは、「もしかしたら、この人も運転するかもしれない」ということを考慮して、運転者年齢条件を広くしていることが多いです。
年齢・運転者条件の限定をつけることで、保険料を安くすることができます。
4 特約の内容で保険内容を二重にしない
自動車保険には「特約」というものがあります。
簡単に言うと、契約内容のオプションです。
自動車保険は保険内容が幅広いため、火災保険や生命保険など、保険内容が二重になることがあります。
これは、保険料を二重で支払っていることになるので、注意が必要です。
注意が必要なものとしては、「弁護士費用」「個人賠償責任保険」が代表になります。
特約は便利ですが、他の保険にも付けていないか、適用範囲はどうかなどを確認されることをおすすめします。
5 補償を付けすぎない
自動車保険は、万が一に備えて入る任意保険です。
もしかしたらと考えると、補償内容を充実させ、適用範囲は広くすることがよくあります。
補償を付けすぎると、その分保険料が高くなりますので、見直しが必要です。
保険は次のことを考慮して決めると良いと言われています。
「確率は低いが、損失が大きいものを保険で備える」
それ以外のことは、貯金で備えると良いです。
自身の保険内容を決める際の参考にしてください。
自動車保険を切り替えるにあたって行うこと
自動車保険の代理店型からダイレクト型(ネット型)への切り替えについては、次の手順で行うのがおすすめです。
1 一括見積もりサイトの活用
どの保険会社を利用すればよいかわからない場合、一括見積もりサイトがおすすめです。
一括見積サイトを利用することで、いくつかの保険会社に絞ることができます。
車の買い替えや引越し会社の一括見積もりサイトと異なり、電話による勧誘はありません。
ただ、一部の保険会社は個別サイトへ自動的に新規登録されることやメルマガが届くようになります。そのようなことを考慮して、利用すると良いでしょう。
2 個別サイトの活用・比較
より詳細な比較は、個別サイトの活用が有効です。
一括見積もりサイトでは、詳細な設定はできません。
個人差はあるかと思いますが、一括見積サイトの利用で4〜5社くらいに絞られているかと思います。
個別サイトで、保険料・保険内容・特約等の詳細を見ていきます。
3 自動車保険を更新しない旨を連絡
どの保険会社に申し込みをするかを決めたら、契約中の自動車保険を更新しない旨を連絡します。
複数年契約をしている場合は、解約連絡をしなければ、自動更新になることがあります。
1年契約の場合は、連絡不要の場合が多いです。
まとめ
支出の見直しは行いたい人にとって、自動車保険は簡単かつ効果は大きいので大変おすすめです。
代理店型自動車保険とダイレクト型(ネット型)自動車保険の保険料差額
年額約45,000円 、月額3,500円。
- ダイレクト型自動車保険を利用
- 車両保険は不要
- 年齢・運転者条件をつける
- 特約の内容で保険内容を二重にしない
- 補償を付けすぎない
- 一括見積もりサイトの利用
- 個別サイトを活用・比較
自動車保険を見直すだけで、節税効果バツグンです。ぜひご検討ください。